チリポークは、国際的なセミナーや、インポーター、専門メディアおよび外食産業の主たる関係者との会合といった精力的な活動日程による、アジアへの新たな戦略的訪問を展開し、この輸出セクターにとって金額ベースで最も重要な市場の2か国、韓国と日本で、チリ産豚肉のプレゼンスを強化しました。
5月12日から14日の間に行われたアジア訪問の一環として、チリポークは、チリ貿易振興局とチリ食肉輸出協会“チリカルネ”と共に、ソウルと東京で戦略的なセミナーや会合を行いました。イベントには、動物性タンパク質の世界市場のトレンド、消費習慣の変化、そしてチリとアジアとの貿易関係を引き続き強化していく機会を分析するため、インポーターやディストゥリビューター、輸出企業および国際的な専門家が集まりました。
両方のイベントにおいて、チリポークは、信頼・履行・能力・一貫性といった主要な4つの特長に基づき、アジア市場における豚肉の信頼できるサプライヤーとしてチリが築いてきたポジショニングを強化しました。これらの特長は、長期的な貿易関係、トレーサビリティ、対応力および各出荷での安定性に関わるもので、その他の国際的なサプライヤーに対してチリの製品を差別化することを可能にしています。
また両方のイベントでは、チリポークによって築かれた「信頼」は、ニーズに合わせた製品開発と長期的な貿易関係の構築により、20年にわたってアジアの客先と共同で歩んできた取り組みの成果であると強調されました。それに加えて、戦略的なロジスティクスのメリットがあります。つまり、チリは太平洋を介してアジアと直接つながっています。それにより、輸送期間は22日~28日で、海上航路も、より安定しています。
「履行」は、チリの輸出モデルのもう一つの柱として紹介されました。これは、トレース可能で、高い要求度の市場によって継続的に監査を受けた生産システムについてです。ここ3年間、チリの豚肉産業は、米国、欧州連合、中国、韓国およびフィリンピンといった輸出先の19の国際監査に合格しています。
もう一つ取り上げられた側面は、各市場のニーズに応じて特定の製品を開発する「対応力」でした。例えば日本では、豚バラスライス、豚ウデコマ、そして様々な種類のハム用といった製品が特徴的で、一方、韓国では、様々な消費形態や販売ルートに向けた、豚バラ、リブレット(骨付きカルビ)、トントロ、およびロースかぶりといった部位が開発されました。一方、「一貫性」については、各出荷での品質や規格、歩留まりの安定性を保証することにより、アジアのインポーターや客先によって高く評価されている特長の一つとして紹介されました。
韓国と日本、戦略的な関係を強化
韓国および日本でチリポークにより行われた活動には、インポーターや外食産業の代表者、ディストゥリビューター、輸出企業および専門メディアを集めた会合が含まれ、チリ産豚肉の最も重要で洗練された中の2つの市場と関係を強化することができました。
ソウルと東京で行われた活動では、動物性タンパク質の主な消費トレンド、国際貿易の課題、そしてアジアにおいて競争力のある、信頼できるサプライヤーとしてチリのポジショニングをさらに強化にしてくための機会といった議題が取り上げられました。韓国はチリ産豚肉の金額ベースで主たる市場である一方、日本は、正確性、安定性および一貫性といった特長が特に評価される、最も要求度の高い、洗練された輸出先の一つとして際立っています。
両方のイベントには、チリの当局者、セクターの代表者、そして国際的な専門家が参加し、一致して、アジアにおいてチリポークが達成したポジショニングと、信頼・履行・対応力に基づく長期的な貿易関係を築く重要性を強調しました。
マティアス・フランケ駐韓国チリ大使は、共同での20年以上に及ぶ取り組みの後に、同市場でチリ産豚肉が強固なプレゼンスを築くに至ったことを強調しました。
大使は、「私たちは今、20年以上前に結んだ自由貿易協定以降、チリの豚肉セクターが収めた成功を祝い、この市場の課題や機会、将来について話しをしています。今やこの市場で、チリの豚肉は、プレミアムな肉として、韓国消費者が好む食肉の中で重要な地位を占めるに至っています」と指摘しました。
一方、リカルド・ロハス駐日チリ大使は、ヌリ・ディセグニ駐日チリ商務・農務担当官と共に、両国間の貿易と、世界で最も要求の厳しい市場の一つでチリのセクターが達成した評価をさらに高めていくことの重要性を強調しました。
両国の活動で、グローバル・アグリトレンドの社長で、プロテイン市場について定評のある国際的アナリストのブレット・スチュアートは、食肉の世界貿易のトレンドについて解説し、消費者によって認められたプレミアム・ブランドの構築においてチリポークが行った取り組みを強調しました。
スチュアートは、「チリポークは、ほんのわずかのサプライヤーしかできなかったことを成し遂げました。つまり、信頼と品質、一貫性に基づくプレミアム・ブランドを構築したことです」と述べ、さらに、アジアは、品質、トレーサビリティ、供給の安定性、そして持続可能性の分野で市場の要求がますます厳しくなる状況において、動物性タンパク質の世界的な需要の拡大の主たる原動力の一つであり続けると指摘しました。
チリポークとチリカルネを代表して、フアン・カルロス・ドミンゲスは、チリの輸出セクターにとっての韓国と日本の戦略的重要性と、現在、調達の安定性とトレーサビリティのような特性が持つ価値について強調しました。
そして、「韓国と日本は、チリ産豚肉にとって戦略的な市場です。毎年、セクターのニュースについて伝え、チリポークの将来を共に築くため、私たちのインポーターやディストゥリビューターと会合を持っています」と述べました。
さらにドミンゲスは、プレゼンテーションの中で、チリが2025年、59万トン近くの豚肉を生産し、その生産量の50%以上が輸出されたことを指摘し、韓国と日本が、チリの豚肉セクターの輸出にとって高価格帯市場の中に数えられる、チリの戦略的に重要な市場であることを強調しました。
消費の変化とセクターにとっての新たなチャンス
現地の発表者のプレゼンテーションではさらに、両国の市場で起こっている変化やアジアの消費者の好みがいかに変化しているのかについて深掘りすることができました。
韓国の場合、キム・ウォンビン・トレンドビルダーCEOは、豚肉の消費が、いかに新たな形態や新たな消費の場面へと変化したかについて説明しました。
「以前は、消費は、より豚焼肉に限定されていました。しかし今は、韓国料理にもっと多くの調理方法や用途があります。スユク(韓国風ゆで豚)の専門店ブランドも登場していて、豚肉を使ったますます多くの料理やメニューを目にします」と説明しています。
日本では、世界の食肉市場を専門とするコンサルタントで、ジャーナリストでもある高橋寛が、動物性タンパク質の消費における構造的な変化と新たなライフスタイルに適した製品への関心が高まっていることを取り上げました。
「日本市場では、タンパク質の消費に重要な構造的変化が起こっています。海産物の消費の持続的な減少と、人口統計学的要因、利便性、および価格志向によって促された、豚肉・鶏肉の需要の増加が見られます」と説明しました。
現在アジアは、チリの豚肉セクターの輸出の69%近くが集中している地域で、セクターの国際的な拡大にとって戦略的な地域となっています。このため、チリポークは、長期的な貿易関係、各輸出先市場のニーズへの適応、そして競争力のある、信頼できるサプライヤーとしてチリの地位を強固にするための戦略を通じ、主要なアジア市場でそのプレゼンスを引き続き強化しています。業界ブランドとしてまもなく20年を迎え、チリポークの取り組みは、ますます洗練され、ダイナミズムに富む市場の変化に合わせながら、アジアで継続的なプレゼンスを確固たるものとしています。
韓国と日本で行われた活動には、以下のようなチリポーク加盟の輸出企業の代表者も参加しました。アーサ営業マネージャーのアレハンドロ・ムニョス、アグロスーパー営業マネージャーのファクンド・ポロリ、アグロスーパー国内販売マネージャーのニコラス・ロセンフェルド、アグロスーパー・アジア・ディレクターのアンドレス・タカミヤ、アグロスーパー韓国販売ディレクターのホン・ギョンチョル(Kyungchul Hong)、コエクサ・ゼネラル・マネージャーのギジェルモ・ガルシア、コエクサ営業マネージャーのロランド・コントレラス、コエクサ輸出マネージャーのフランシスコ・エチェベリア、マックスアグロ営業マネージャーのホルヘ・ロハス、マックスアグロ輸出リーダーのフランシスコ・カスティージョ。さらに、韓国のインポーター、戦略的顧客、ディストゥリビューター、および専門メディアも参加しました。
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