大豆、イノベーション、そして畜産:技術ミッションでは、業界にとっての重要なトレンドが取り上げられました

アメリカ大豆輸出協会(USSEC)が主催する貿易ミッション「米国大豆エクスペリエンス・トレード・チーム」において、家畜の栄養、技術革新、そして畜産における最新トレンドが紹介されました。この活動は、米国の大豆とトウモロコシの主要生産州の一つであるアイオワで、6月2日から4日にかけて行われ、さらに、豚肉産業の世界的に最も重要なイベントである「ワールド・ポークExpo 2026」への参加も含まれました。

チリカルネを代表して、協会のビジネス・マネージャーであるロドリゴ・カスタニョンが、米大陸諸国の畜産に関わる代表者によって構成される代表団の一員として参加しました。

ミッションは、家畜飼料への米国産大豆の貢献、その栄養および経済面でのメリット、さらに、この生産チェーンの発展を促す、生産者、協会、企業、研究機関、および大学の取り組みについて紹介することを目的としています。

「農業生産、応用研究、そして畜産がどのようにつながっているのかを現場で知ることにより、私たちのセクターの発展や競争力に役立つトレンドやイノベーション、優れた実践を把握することができます。また、こういった活動は、経験の共有や国際的に重要な業界関係者との関係強化を促すものです」と、ロドリゴ・カスタニョンは指摘しました。

活動日程には、大豆加工技術専門企業「インスタ-プロ・インターナショナル」や、アイオワ州の生産者をとりまとめ、研究と技術移転についての協会の取り組みを推進している業界団体「アイオワ大豆協会」への訪問も含まれました。訪問団はまた、大豆、トウモロコシ、および家畜の生産に従事する農場も訪問し、運営に関わる様々な側面を現場で視察しました。

取り上げられたテーマの中で、暑さによる家畜のストレスに対処するための栄養戦略、豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)の生産・衛生面への影響、業界にとっての経済的見通し、そして生産に関わる意思決定を向上させる技術ツールが特に注目されました。技術ツールの中で目立っていたのは、家畜飼料の管理を支援するための、USSECとアイオワ州立大学が開発したソフトウエア「フィード4プロフィット(Feed4Profit)」でした。

さらにミッションには、アイオワ州立大学とケント飼料工場・穀物科学コンプレックス(Kent Feed Mill and Grain Science Complex)への訪問も含まれていました。このコンプレックスは、学生の実習、および家畜の栄養や飼料配合に応用される研究開発のための施設です。こうした経験は、いかに学術界が畜産セクターのための具体的なソリューションを生み出すことに貢献しているかについて直接知る機会をなりました。

技術的活動日程を補足したのが、「ワールド・ポークExpo 2026」への参加でした。これにより、世界的に豚肉セクターを変革している主要なトレンドや技術、イノベーションを知ることができ、また重要な業界関係者と交流する機会となりました。

「このミッションは、とても充実した経験となりました。なぜなら、農業生産や応用研究から、家畜の栄養や生産に至るまで、様々な取り組みを知ることができたからです。ハイレベルな技術情報に触れることができた他、重要な業界関係者と経験を共有し、業界の今後の発展を方向付けるトレンドを知ることができました」と、ロドリゴ・カスタニョンは締めくくりました。

チリカルネからは、こういった活動は、業界の技術的・戦略的知識を強化することに貢献し、チリの畜産の持続可能な発展と競争力に役立つ国際的な経験に触れることができる機会だと強調しました。