チリではアフリカ豚コレラに対する防疫対策実施
• 農業牧畜庁(SAG)のもと官民合同体制により、アフリカ豚コレラをはじめとするウィルス性疾病のチリ国内への侵入防止キャンペーンが開始された
• 国際空港の2か所において注意警戒を行う
アフリカ豚コレラをはじめとする病原の水際防疫対策として、チリの豚肉生産者協会(ASPROCER)は農業牧畜庁(SAG)と合同で、アルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港内の2か所において病原感染を引き起こす可能性のある世界各地からの肉由来製品の持ち込みに対する注意警戒態勢を強化。キャンペーンは2018年12月13日から2019年3月13日まで実施される。
ASPROCERの会長ロドリゴ・カスタニョン氏は「このキャンペーンはチリの食品安全確保、防疫対策の見直し・改善につながるだけではなく、国内生産および豚肉産業の60%を占める輸出を効率的に保護するための対策であり、成果をあげるためには適切かつ具体的な情報提供が重要である。」と語る。
また同協会は国内生産者や流通業者にも防疫対策について働きかけるなど、国内生産保護のために最大限の努力を行っている。