チリの豚肉産業、2021年1月〜3月期の輸出好調

2021年5月10日

2021年1月〜3月、世界的に困難が続く中、チリの豚肉産業は好調と言えるだろう。チリの輸出食肉を牽引する存在であり、輸出食肉全体の68%を占めている。チリ税関のデータによると今年1月〜3月期のチリの豚肉輸出は2億1,70 […]

20211月〜3月、世界的に困難が続く中、チリの豚肉産業は好調と言えるだろう。チリの輸出食肉を牽引する存在であり、輸出食肉全体の68%を占めている。チリ税関のデータによると今年1月〜3月期のチリの豚肉輸出は2億1,700万米ドル。昨年の2億200万米ドルから7%の増加となっており、輸出が安定的に行われていることを示している。世界市場の新型コロナウィルスの感染拡大やアフリカ豚熱再燃の恐れがあることなどを考慮しても輸出増加の傾向は今年も続くと予想される。

この期間、主な向け地は中国が最も多く1億4,700万米ドルで輸出全体の68%を占めている。昨年同時期と比べて63%と大幅な増加となっている。日本への輸出が3,100万米ドル、韓国が2,800万米ドルと続いている。

 

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