チリポークは、厳しい状況においても豚肉の輸出を確保するため、ゾーニング・プロトコールの交渉を模索している

2023年5月24日

世界の様々な国でチリ産豚肉の業界ブランドとして知られるチリポークを代表する協会チリカルネ会長のフアン・カルロス・ドミンゲスは、アジアへの訪問で、韓国、日本、中国のチリ大使と面談し、アフリカ豚熱が我が国に侵入した際のゾーニ […]

世界の様々な国でチリ産豚肉の業界ブランドとして知られるチリポークを代表する協会チリカルネ会長のフアン・カルロス・ドミンゲスは、アジアへの訪問で、韓国、日本、中国のチリ大使と面談し、アフリカ豚熱が我が国に侵入した際のゾーニング・プロトコールをチリが認可することの重要性を提起した。

駐韓国チリ大使マティアス・フランケ、駐中国チリ大使マルリシオ・ウルタド、駐日チリ大使リカルド・ロハスとの会合は、重要な局面で行われた。と言うのも、最近、チリで鳥インフルエンザが発生し、鳥の場合には鳥インフルエンザ、豚の場合にはアフリカ豚熱といった病気の発生地以外から輸出を継続するための手段として、ゾーニング・プロトコールを導入する重要性が明らかになったからである。豚肉産業のバイオセキュリティや評判をリスクに晒さず輸出を継続することができるよう、地域を明確に限定することがいかに重要であるかを強調した。

こうした状況を踏まえ、チリカルネは、先を見越した対応をとり、豚肉が輸出されている国々の意識の高まりに対する取り組みを行っている。そのために、チリポークによる最近の各国訪問の枠組みの中で、訪問したアジアの国々の各大使との面談で重要なテーマとして取り上げられた。

このイニシアチブの元となる主たる考え方は、偶発事象対応計画と農業牧畜庁と共に豚肉産業が作成したASFのためのゾーニング・プロトコールが認可されることである。この対策は、輸出の継続を確保するだけでなく、チリ産食肉の品質と安全性について海外市場の信頼を強化するものである。

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