今後10年のチリのイメージ戦略を発表

2021年1月14日

“Chile creating future” (仮訳―未来創造、チリ)(#ChileCreatingFuture)が2020年から2030年のスローガンとして発表された。 今後10年、世界へのコミュニケーションをはかり […]

“Chile creating future” (仮訳―未来創造、チリ)(#ChileCreatingFuture)が2020年から2030年のスローガンとして発表された。 今後10年、世界へのコミュニケーションをはかり、チリの人々がその才能をもってより良い世界の構築に貢献することを目的とした“チリ”というブランド確立のためのキャンペーンである。
新しいキャンペーンの主役はさまざまな国で成功を収め、価値を高めてきたチリ人企業家たちと、また歴史を通して創造し、社会や環境に影響をあたえるブランドである。チリ人のもつ革新的な考えが世界に影響を与え、よりよい未来の構築に貢献できることをアピールしていく。
ひとつの国が変革の歴史的瞬間を経験し、それが世界レベルではっきりと目にできることは滅多にない。チリはこれまで海外ではその風景と自然が認められてきたが、今後はそれだけでなく世界の片隅の小国の人々とその才能を認めることとなる。チリはきてもらうだけでなく、何かをもたらすために世界に出ていく存在になる。
チリのイメージディレクター、コンスタンサ・セア氏は、2020年―2030年の新しいブランド戦略について「チリが世界に貢献できることに目を向け、国際的なプロモーションを行ってきた私たちチリ人を、変化をもたらす存在としてアピールし、他国との差別化を図りたい」と話し、これまでチリ人が行ってきたことを鑑みて「風景から人、地形から革新へ。そして成長から持続へ、受ける側から貢献する側へと移行する時がきたのです。」と強調した。
チリの有名な制作会社ファブラ社のプロデューサー、ガスパル・アンティーリョ氏が 監督、カルロス・カベサス氏のオリジナル曲による15個のキャンペーン動画が2021年1月いっぱいアメリカ、イギリス、スペイン、ブラジルにおいて3ヶ国語(英語、ポルトガル語、スペイン語)でデジタルプラットフォームを通じて放送される。このために2020年、1年を通じて12人の起業家がImagen de Chile(チリ・イメージ・ファウンデーション)に協力した。

 

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