日本および韓国でのチリポーク・セミナーでは、100%のトレーサビリティを保証するチリ産豚肉の唯一の生産モデルの価値が強調された
5月、業界ブランドのチリポークは、アジアの様々な戦略的市場への毎年恒例の訪問の中で、韓国のソウルと日本の東京で、セミナーやネットワーキング・イベントを開催し、アジアにその存在感をアピールした。 業界ブランドのチリポークは […]
5月、業界ブランドのチリポークは、アジアの様々な戦略的市場への毎年恒例の訪問の中で、韓国のソウルと日本の東京で、セミナーやネットワーキング・イベントを開催し、アジアにその存在感をアピールした。
業界ブランドのチリポークは、アジアの国々の行政当局やインポーター、メディアの注目を集めて、両国のチリ大使館および商務・農務担当のサポートにより、100%トレース可能な生産プロセスを有する豚肉の生産・輸出における世界トップとしてのポジションを、2023年にさらに強固なものとした。
豚肉のインポーターや専門メディアに向けた日本、韓国でのセミナーには、食肉産業の著名な国際的専門家であるブレット・スチュアートが参加した。スチュアートは、エネルギッシュで親近感のある話し方で、今後の見通しや予測を示しながら、世界の食肉産業の全体的な状況を解説した。さらに、今年の後半には、豚肉の価格が改善することが予想されると強調した。
こうしたイベントに参加した駐韓チリ大使のマティアス・フランケは、韓国でセミナーが大歓迎されたことに驚きと満足を表し、「多くの方が参加されたことや、プレゼンテーションの質、韓国の方々が示された関心に驚きました。プレゼンテーションやディスカッションは、極めて興味深く、率直でした」と述べた。
スチュアートは、今後数か月間は、食肉の世界取引において中国が基本的な役割を果たすことを強調し、各国はアフリカ豚熱や鳥インフルエンザのような病気の動向に注意を怠らないようにと促した。さらに、食肉の世界的な需要は、人々の収入の増加により、今後10年間で、牛肉、豚肉、家禽肉の供給を超えるだろうと明らかにした。彼の予測によれば、こうした需要を賄うために、2021年から2031年の間に、消費の22%に相当する6,800万トンの増産が必要になるだろうとしている。
各セミナーにおいて、チリカルネ会長のフアン・カルロス・ドミンゲスは、チリの豚肉産業に関する最新の数字を紹介し、バイオセキュリティ、食品安全、サステナビリティの分野で実施されたアクションについて強調した。特に、チリ産豚肉の付加価値に関して強調し、とりわけ、各企業が農場から食卓までのすべてのプロセスを徹底的に管理するという唯一の生産モデルについて指摘した。これこそが、100%のトレーサビリティと製品の最高品質を保証するものである。
日本では、ドミンゲスは、今年2月に発効した環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)の恩恵についても強調した。この協定は、チリ産豚肉の関税を大幅に削減するもので、日本市場におけるチリの競争力のある地位を確保するものである。さらに、加盟11か国間の“原産地累積システム”を通して生まれるチャンスについても強調した。
在東京チリ貿易振興局の商務・農務担当官ヌリ・ディセグニ・ヒリは、チリの輸出先第3位、そして、投資分野では主たる相手国としての日本の重要性を強調した。「チリポークのようなイベントを東京で開催することは、日本企業との取引関係を強固にし、緊密にするものです。また、この種のイベントは、取引パートナーのロイヤルティを保ち、チリの製品が高品質で健康的、安全であるとの信頼を高める良い機会です」と述べた。
セミナーは、ネットワーキング・イベントで終了した。そこでは、チリの輸出企業が、地元のインポーターと知り合い、また、チリ産豚肉の美味しい料理でもてなす機会となった。
韓国と日本におけるチリポークのプレゼンスは、チリの豚肉産業の国際化を強化するために、基本的なことだった。食品安全、バイオセキュリティ、サステナビリティにおける絶え間ない発展と高い生産基準により、豚肉産業は強化され、2022年、チリの輸出食品の中で第4位の品目となった。チリポークは、他のアジア市場と比較して、こうした競争力のある利点を強調したいと考えている。
現在、チリの第4位の貿易相手国である日本は、チリ産豚肉に大きな関心を示していて、数量(トン)にして、豚肉輸出全体の12%、金額にして18%を占めている。韓国は、チリ産豚肉の第2位の輸出先国で、数量(トン)にして豚肉輸出全体の13%、金額にして25%を占めている。
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