米国の豚肉生産・輸出企業が、チリの豚肉産業について知識を深めるためチリを訪問

2022年8月7日

訪問は、去る8月4日に行われ、チリおよび米国で行われている経験や優れた取り組みについて情報交換をする機会となった。 “全米豚肉生産者協議会”、“全米豚肉委員会”、“米国食肉輸出連合会”の代表者たちが、チリの豚肉産業の生産 […]

訪問は、去る84日に行われ、チリおよび米国で行われている経験や優れた取り組みについて情報交換をする機会となった。

“全米豚肉生産者協議会”、“全米豚肉委員会”、“米国食肉輸出連合会”の代表者たちが、チリの豚肉産業の生産プロセスについて知識を深めるため、アグロスーパーの本社とロサリオの食肉処理・加工工場を訪問した。

訪問では、まず、チリ食肉輸出協会チリカルネ会長のフアン・カルロス・ドミンゲス会長が、豚肉産業の数字データや主な資産、今後の課題についてプレゼンテーションを行った。その後、アグロスーパーのビジネス部長であるニコラス・ドノソが、営業分野で同社が行っていることについて紹介をした。

「今回の訪問の重要な点は、当社の施設やビジネス・モデル、アグロスーパーが行う垂直統合生産、我が国の真摯な姿勢、さらに、世界マーケットにおいて私たちが重要な役割を果たせるすべての要因について紹介することができたことです。先方の興味が、チリに彼らの製品を販売することにあるとしても、同時に、私たちは、流通やブランド、マーケットの管理やシェア、また輸出や海外販売についても、国内マーケットで行っていることを示すことができたのです。こうしたことが、当社が世界でもっとも高い生産力と高い効率を有する企業の中の1社となっている理由なのです」と、アグロスーパー国際営業部長のジョン・ルアーが述べた。

一方、チリ豚肉産業を代表して訪問に参加したフアン・カルロス・ドミンゲスは、「これほど重要な代表団が、二度も、アグロスーパーやチリ豚肉産業の視察に訪れるのは信じられないことです。先方は、2020年3月、まさしくパンデミックの直前にここを訪問されました。そして今回、その後の最初の海外訪問で、再びチリ訪問を希望されたのです。なぜなら、この30年輸出を続ける中で、そして、アグロスーパーのこの70年の歴史において行われてきた取り組みが注目に値する、再度訪問する価値があると認めているからです」と述べた。

「世界トップ企業の一つである、ここアグロスーパーを訪問できて、とてもうれしく思っています。国際的な場面では、友人であり、競争相手でもあります。今回、共通の課題を話し合う目的で、米国の豚肉生産者に同行して訪問しました。いかに豚肉の価値をもっと人々に伝えるか、生産施設がどのようなものか、それがとても近代的であること、生産チェーンが技術とプロ意識に裏付けられていることを、まだそれを知らない人たちにいかに知ってもらうか、それは、世界レベルで共通の課題です」と、全米食肉輸出連合会南米部長のジェシカ・フルカは述べた。

訪問ではまた、アグロスーパーは、生産や輸出面で今後訪れるであろうことについて、貴重な先行情報を得ることができ、研究やマーケットに関する情報交換をすることができた。フルカはまた、「我々すべてを、トップ生産企業として認めてもらいたいし、人々に、生産チェーンをとりまくすべての事柄を理解して頂きたい、そして、消費者に高品質な食肉を提供するために背後に隠れた努力があることを評価してもらいたいと思います。世界のあらゆるところで、これが叶うことを願っていますし、生産企業と共に、そう求めています。ですので、アグロスーパーには、今回、海外販売や生産&工場のスタッフ、および、その施設をご紹介頂けたことに感謝いたします。同様に、御社にも、米国の私たちの会社へご招待させて頂きます」と付け加えた。

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