英国の生産、輸出企業がチリを訪問、特にチリ豚肉産業の作業モデルが成功を収めていることに言及した

2022年9月25日

訪問は、チリポークと駐チリ英国大使館が主導して行われた。その目的は、両国間で経験と優れた取り組みを共有することだった。 アグロスーパーとマックスアグロのヘッドオフィスで行われた面談やアグロスーパーのロサリオ処理・加工工場 […]

訪問は、チリポークと駐チリ英国大使館が主導して行われた。その目的は、両国間で経験と優れた取り組みを共有することだった。

アグロスーパーとマックスアグロのヘッドオフィスで行われた面談やアグロスーパーのロサリオ処理・加工工場のスカイビュー訪問を通して、英国の様々な団体に属する生産、輸出企業は、チリの豚肉産業のこれまでの経験や生産および商品化のプロセスについて知識を深める機会となった。一方、チリの豚肉産業からの出席者は、英国でこの産業がどのように操業されているのかについて情報を得ることができた。

英国側からは、駐チリ英国大使館商務官のトレイシー・バーカー・ストゥリート、英国農牧畜生産者協会の代表者であるジョセフ・ニコラス・インスルとルイ・ジェームズ・バトラー、英国の農業・野菜栽培部門の代表者であるスサーナ・サンス・ベリーが訪問に参加した。チリの豚肉産業側からは、チリカルネのビジネス部長であるロドリゴ・カスタニョン、アグロスーパーの国際営業部長であるジョン・ルアー、マックスアグロの営業部長であるホルヘ・ロサスが、訪問の先導的役割を務めた。

「私たちは、ここに来ることができ、とても興味深い情報を得ることができて、感激しています。私たちにとってチリと英国との関係は、とても重要です。私たちは、とても緊密で、近い関係を築いており、さらにこの関係を発展させるための多くの機会があります。アグロスーパーは、製品から、チリのコミュニティーや社会に対する責任に至るまで、信じられないような企業です。企業とこうした関係を続けることができて、とても嬉しく思います」と、トレイシー・バーカー・ストゥリートは述べた。

チリカルネとして、ロドリゴ・カスタニョンは、「一方で、先方は、自分たちの臨時の輸出先として、チリの現実を知りたいというのがあります。しかしまた、生産や輸出において成功するため、チリはどのようなモデルを持っているのかを知りたいのです。同時に、私たちにとって、英国で豚肉生産に何が起こっているのか、何が課題で、トレンドは何かを知ることは有益なことです。なぜなら、私たちにとっても、英国は、興味となり得る市場だからです」と強調した。

一方、マックスアグロのホルヘ・ロサスは、「英国の友人である生産企業の訪問を受けました。とても興味深い面談で、EUや英国での特に豚肉生産についての新たなトレンドなど豚肉の生産を始め、プロセスや市場について、多くの情報を共有することができました。今後の豚肉市場をどのように見ているのか、様々な視点から意見交換をする場となりました」と指摘した。

アグロスーパーからは、ジョン・ルアーが、チリで行われていることを示し、経験を共有することの重要性を強調した。「今一度、世界から豚肉生産企業の訪問を受けています。この場合は、英国から、クランズウィックやピルグリムズUKの代表者です。(中略)英国は、私たちにとって、ブレグジット以降も、とても重要な市場です。なぜなら、もうEUとだけではなく、英国は、直接関係を持つことのできる市場だからです。彼らにとって、垂直統合している企業のアグロスーパーが、いかに飼料や品種、生産、清掃、衛生などすべての生産段階に気を配っているかを見て、驚いたのです。それは、家畜から食肉のカットに至るまで、そして、営業オフィスを通して世界でいかに販売するのかなどすべてのプロセスです。

アグロスーパーへの訪問で、クランズウィックの代表者であるルイ・ジェームズ・バトラーは、訪問の双方向的意味合いを指摘し、「チリを訪問する我々の目的は、自分たちの輸出先市場を多様化することですが、また、他にどのようなチャンスが生まれるのかを知るためでもあります。このような施設、私たちと似た姿勢の企業を訪問することは、世界にはさらに何があるのかについて理解を深めることができます」と述べた。

一方、ピルグリムズUKのジョー・インスルは、「私たちは英国から、チリ市場を直接知るため、そして、垂直統合され、高い社会的意識を持つ企業を知るためにやって来ました。こうした極めて重要なプロセスからぜひ学びたいと思います」と強調した。さらに、時間をかけて両国間で築き上げ、現在、新型コロナのパンデミックの後、さらにもっと強固になり得ると期待される関係の重要性について強調した。

Compartir