養豚業界に革新的視点をもたらす“333エクスペリエンス・コングレス”にチリポークが参加

2023年12月18日

コロンビアで開催された会議には、1,300人以上が参加した。2日間の日程の間、ラテンアメリカの養豚産業の専門家やリーダーが、業界の課題や今後の進展について見解を表明した。その中の一人として、世界の様々な国でチリ産豚肉の業 […]

コロンビアで開催された会議には、1,300人以上が参加した。2日間の日程の間、ラテンアメリカの養豚産業の専門家やリーダーが、業界の課題や今後の進展について見解を表明した。その中の一人として、世界の様々な国でチリ産豚肉の業界ブランドとして知られるチリポークを代表する協会チリカルネのビジネス部長であるロドリゴ・カスタニョンが、“ラテンアメリカにおける業界団体業務の学び”というパネル・ディスカッションに参加した。

11月21日、22日、コロンビアのメデジンで、“333エクスペリエンス・コングレス”の年次会議が開催された。ラテンアメリカの養豚業界のリーダーを集めて開催されるイベントである。このコングレスは、学術的なクオリティーの高さと、実効的なネットワーキング・プラットフォームとして認められており、1,300人以上が参加した。注目に値するのはその内の40%が国際的な参加者であり、また、200人以上のバーチャル参加者も含まれていて、同地域でのこのコングレスの重要性をあらためて確認することとなった。

開会式は、“333コーポレート”CEOのハビエル・サラモ、“333ラタム”ゼネラル・ディレクターのレイナルド・クビジョス、“ポークコロンビア”理事会会長のマリア・デル・カルメン・オテロが中心となって行われた。

「我々にとって“333エクスペリエンス・コングレス”は、経験やチャンス、アイデアが生まれるところでした。ワークショップやセッション、パネル・ディスカッションへと移動できる、新たなフォーマットの他とは違う会議だったのです。私たちが気づいた主なことの一つは、人々の間の相互作用(インタラクション)です。そこでは、携帯電話によって、あらゆる活動で意見を共有することができましたし、またそのようにして、知識の面でより一層充実した相互作用や討論を共創することができたのです。一方、ワークショップは、私たちの農場に役立つスキルをもたらしてくれました。私たちのコングレスが定める知識4本柱の下、戦略的計画、コミュニケーション、そして、私たちの産業にとって要となるその他分野についてのワークショップが開催され、多くの生産者や企業のリーダーが参加しました。私たちは、多くの業界団体も招くことができましたし、また、3月15日に“豚肉イベロアメリカ・デー”を開催することで合意することができて、とてもうれしく思っています。ラテンアメリカの養豚業を結びつけることができ、また、団結し、責任ある、将来を見据えた業界とするため、未来に向けて行っているあらゆる努力を目の当たりにできることは大きな喜びです」と、“333ラタム”ゼネラル・ディレクターのレイナルド・クビジョスはコメントした。

コングレスは、多様で充実した内容の学術的な日程が準備されていて、経営管理、生産性、効率、経済性、持続可能性、リーダーシップ、人事管理といった重要なテーマについて深い知識を有する著名な専門家やモデレーターが主宰する8つのパネル・ディスカッションが含まれている。これに加えて、持続可能性や衛生、栄養、リーダーシップといった主要なテーマをカバーする11のセッションが、国際的なスピーカーによって開催された。

この中で、チリカルネは、“ラテンアメリカにおける業界団体業務の学び”というパネル・ディスカッションに参加した。チリカルネのビジネス部長ロドリゴ・カスタニョンは、アルゼンチン、メキシコ、ペルー、コロンビア、コスタリカ、ニカラグアの養豚産業の代表者たちと、ラテンアメリカの地元レベルおよび地域レベルで業界団体が直面する課題について話し合った。ディスカッションは、国との相互作用をどのように行うか、また、こうした団体は今後どのように進展すべきかを中心に進められた。

「“333エクスペリエンス・コングレス・メデジン”は、ラテンアメリカの養豚業界関係者1,300人以上を集めたイベントで、今日業界が必要とするリーダーシップのタイプ、生産や輸出に影響を及ぼす衛生リスク、消費者への啓蒙、適切なコミュニケーションなど極めて多様なテーマについて経験を分析、共有することができました。疑いの余地なく、高いレベルのイベントで、協会やそのメンバーの業務に資するものでした」と、チリカルネのビジネス部長ロドリゴ・カスタニョンは述べた。

コングレスの中でもう一つ重要な活動であるワークショップは、精力的で革新的な方法に焦点を当てたことが特徴だった。というのも、参加者の間で共創と相互作用の機会を提供したのである。また、楽しく、実効的な学びも推進された。一方、ビジネス面では、同産業の著名な企業が参加する、ネットワーキングにとって理想的な場が提供された。

“333エクスペリエンス・コングレス”は、単に、知識や経験を共有するためのプラットフォームではなく、ラテンアメリカの養豚産業の団結や信頼を強化する重要性を強調することにも役立つものだった。

今後に向けて、“333エクスペリエンス・コングレス”の次回会議は、2024年10月にコスタリカで開催される予定である。この会議も、ラテンアメリカ地域の養豚産業にとって新たな画期的イベントとなるに違いない。

以下のリンクからイベントのビデオをご覧ください:

https://www.youtube.com/watch?v=kgTNOnJwpv8&t=5s

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