チリ大学INTAが行った研究で、健康的な食事にチリ産豚肉を推奨
栄養があり健康的な食事が重要性を増す今、豚肉、鶏肉、七面鳥肉を網焼き料理に取り入れるのは、美味しい食事の選択肢として浮上している。 多くの国々で肉が好まれるのは明らかであるが、選べる肉の種類は様々ある中、栄 […]
栄養があり健康的な食事が重要性を増す今、豚肉、鶏肉、七面鳥肉を網焼き料理に取り入れるのは、美味しい食事の選択肢として浮上している。
多くの国々で肉が好まれるのは明らかであるが、選べる肉の種類は様々ある中、栄養の観点から人気を得つつある肉がいくつかある。それに当たるのが豚肉の場合で、最近、様々な研究の的となっている。
業界ブランドチリポークが主導し、チリ養豚協会アスプロセルとチリ大学食品栄養・技術研究所(INTA)によって実施された研究では、様々な部位が分析され、ヒレ、モモ、ロースといった赤身の部位は健康的な食事のために推奨されるという結果が出された。摂取タンパク質について言うなら、100gの豚肉では、およそ18gのタンパク質を摂取することができ、素晴らしいエネルギー源として位置づけられる。
「豚肉の場合、(中略)エクストラ・リーン、もしくは、低脂肪として認められる幅広い種類の製品もあり、優れたタンパク質とビタミンB源といった特徴を持っています。ロースやヒレ、外モモ(上部)、外モモ(下部)、モモ、内モモなどが、そうした部位です」と、チリの企業アグロスーパーの“より良い食事はあなたの手の中に”プログラムの栄養士マリア・パス・アスピジャガは述べた。
豚肉の全ての部位には、“優れたタンパク質源”という利点があり、ほんの100gでこの不可欠な栄養素の1日推奨摂取量の平均37%を摂取することができる。このタンパク質は、生物学的価値が高い。というのも、身体が必要とするすべての必須アミノ酸を持っているからだ。さらに、豚肉は、著しく低カロリーである。100gあたり184キロカロリーで、スネ、肩肉、ロース、ヒレ、モモといった赤身では132キロカロリーしかない。また、豚肉は低コレステロールで、100g中40mgしかなく、また、ビタミンB群、特に、ビタミンB3が豊富であることが際立っていて、1日推奨摂取量の40%を超える量が含まれている。
世界保健機関(WHO)は、生後6か月から子供の食事に赤身の肉を加えるように推奨していて、豚肉は、この推奨に完璧にあてはまる。さらに、大人にとって、その高いタンパク質含有量は、筋肉量を維持するのを助け、力とバランスを与えてくれる。一方、その一価不飽和脂肪酸は、健全な心臓血管へと促してくれる。
9月にはチリで、フィエスタス・パトリアス(独立記念日)が開催され、間違いなく、網焼きが主役となる。ポイントは、味と品質そして健康のバランスをいかにとるかだが、そのバランスにおいて豚肉は、調べてみる価値のあるオプションとして浮上している。
こうしたことから、チリポークが提案するいくつかのレシピをチェックしてみて欲しい。そこには、“マッシュルームの七面鳥胸肉詰め”、“豚ヒレ肉のヘルシー・エンパナーダ(パイ包み)”、“豚モモ肉と鶏胸肉のアンティクーチョ(串焼き)”といった3つの美味しい料理レシピがある。すべての詳細は、以下のリンクを参照して欲しい。
https://www.chilecarne.cl/web2021/wp-content/uploads/Recetario.pdf