“チリ・ウィーク2023”の一環でチリポークが行った上海の輸入企業とのネットワーキング・イベントは、盛況のうちに終了した

2023年11月21日

“チリ・ウィーク”の一環で行われた訪問の最終段階では、地元企業との関係を強化する目的で、去る10月19日に業界ブランド“チリポーク”と“ワインズ・オブ・チリ”が、“チリ・サーモン”ブランドの協力を得て、中国の上海でネット […]

“チリ・ウィーク”の一環で行われた訪問の最終段階では、地元企業との関係を強化する目的で、去る10月19日に業界ブランド“チリポーク”と“ワインズ・オブ・チリ”が、“チリ・サーモン”ブランドの協力を得て、中国の上海でネットワーキング・イベントを開催した。イベントには、豚肉の輸入企業や地元のメディアから98名が参加し、いろんな部位を使った美味しいチリ産豚肉の料理を楽しんだ。今年2023年、チリがこのアジアの大国への豚肉供給国の第9位となったことは特筆すべきことである。

ネットワーキング・イベントは、レストラン“リビエラ”で開催され、駐中国チリ大使のマルセロ・ウルタド、チリ国際経済関係局長クラウディア・サンウエサ、駐上海チリ総領事ゴンサロ・フィゲロア、チリ貿易振興局長イグナシオ・フェルナンデス、チリカルネ会長フアン・カルロス・ドミンゲス、“ワインズ・オブ・チリ”コマーシャル・ディレクターのアンヘリカ・バレンスエラ、“チリ・サーモン”ブランドの代表者ロドリゴ・ブストスが出席した。イベントは、大使の歓迎の挨拶で始まり、その後、クラウディア・サンウエサの言葉で、この興味深く、実りあるイベントが始まった。

イベントは、駐中国チリ大使のマルセロ・ウルタドとチリ国際経済関係局長のクラウディア・サンウエサの言葉で始まった。両者は、出席者に、イベントへの参加とチリ製品への関心に感謝の言葉を述べた。チリの主なホワイトミート輸出企業をとりまとめ、業界ブランド“チリポーク”を推進する協会チリカルネの会長フアン・カルロス・ドミンゲスは、このイベントの開催は、チリポークの中国市場へのコミットメントを再確認するものであることを強調し、こうした関係をさらに強化するべく、2024年に新たな活動を実施することを早くも明言した。そして、「チリは、最も高い水準の食品安全、バイオセキュリティ、サステナビリティにより生産するという基本戦略の下、高品質で栄養価の高い製品の輸出を続けてきました。これにより、チリは、世界で第6位の豚肉輸出国、そして、中国への輸出では第9位の地位を占めるに至っています。こうしたイベントの開催は、何年にも渡って続いてきたチリと中国との通商分野におけるコミットメントと信頼の一例です。さらに、チリ産豚肉への中国輸入企業の関心が高まっていることも示しています。このことは、豚肉輸出企業にとって大きなチャンスです」と述べた。

この後、グ・シェフとストーン・ゲン・ソムリエが主役を務め、チリ産の豚肉とサーモンを中心とした料理のレシピを出席者に順を追って実演した後、各料理とチリ産ワインのペアリングが紹介された。グ・シェフが作った料理は、“豚ロースの角切り、バルサミコ・ビネガー風味”、“豚スネ肉の大豆ソース煮こごり”、“胡椒とピリ辛スパイスのカリカリ・リブロース“、”サーモンの順徳スタイル“だった。

クッキング・ショーの後、出席者は、これらの料理を賞味すると共に、ネットワーキングの時間にはビュッフェでその他の料理を味わい、イベントに参加してそれぞれの製品の良さを紹介した8つのワイナリーによるチリ・ワインも楽しんだ。出席者は、チリの産品を使った幅広い料理の種類やその品質に心地よい驚きを持つと共に、さらにそうした製品の知識を深め、また、地元の伝統料理に取り入れていくことへの関心を示した。

思い出すべき重要なことは、チリと中国には53年の外交関係があり、この2023年は通商協定を締結してから17年を迎えることである。チリは、このアジアの大国と外交関係を結んだ南米で最初の国であり、自由貿易協定に署名し、アップデートした中南米で最初の国でもある。2022年、中国は、2021年比で13%増の388億8,100万ドルが輸出された、チリにとって最大の輸出先国で、同期の輸出総額の39%を占めている。

チリ産豚肉については、中国は、金額、数量共に第1位の輸出先である。2022年には、豚肉輸出全体の54%に相当する枝肉で30万9,000トン以上が輸出され、輸出額は、全体の42%にあたる6億4,400万ドルに上っている。

上海でのネットワーキング・イベントの情報については、以下のリンクから写真をご覧頂けます。

https://flic.kr/s/aHBqjB1Frb

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