チリは、従来の農業牧畜庁(SAG)封緘シールなしの日本向け最初の食肉コンテナーの発送により、食肉輸出において画期的な出来事を実現しました。これは、行政当局と民間セクターの間で数か月にわたり調整を進めてきたもので、直接的に日本の輸入業者の要請に対応するものです。
いわゆる“SAG封緘シール”は、チリの衛生当局が公式検査済みの保証として各輸出ケースに貼る物理的なシールです。このシステムは、歴史的に、輸出先市場によって高く評価されてきました。しかし、日本ではプロセスが極めて自動化された受け入れ・配送ラインへと進化しました。そこでは、手作業で取り外す必要のある追加的な要素の存在は、非効率な作業をもたらします。
この封緘シールなしで輸出ができると、日本の現状の基準に従い、より迅速な製品の受け入れと輸入業者の物流・技術システムへの直接的な統合が可能となります。
日本は、チリの食肉、特に、豚肉にとっては、最も重要な市場の一つで、日本とは、長期的に強固な貿易関係を維持しています。日本の新たな作業面での要請に対応することは、その調達プログラムや近代化のプロセスへのチリの参加を支えるため、極めて重要なことです。
付与された許可は、封緘シールなしの貨物が、1コンテナー当たり1種類だけの製品でなければならないと定めています。この条件は、混載を取り扱う企業にとってチャレンジングな物流方式となります。しかし、こうした物流の選択肢は、極めて洗練された市場において顧客の要請に応え、我が国の競争力を強化することができることから、輸出セクターにとっては具体的なチャンスを開くものです。
こうした進展は、高い技術基準に適応し、貿易パートナーのニーズに適切に対応することのできる、信頼できるサプライヤーとしてのチリの立場を強固にしています。